
ブルーフローライトの基本情報
名称 | ブルーフローライト |
鉱物種 | フローライト・蛍石 |
硬度 | 4 |
産地 | アメリカ・スペイン・カナダ |
ブルーフローライトの特徴
カルシウムとフッ素の化合物であるフローライトは、和名を蛍石(ほたるいし)といいます。
これはフローライトを炭火などで熱した際、青白く発光しながらはじけ飛ぶ様子が蛍のようだということで名付けられました。加熱後、しばらく青白い発光がかすかに残ります。
また加熱以外にも一部のフローライトはブラックライトの紫外線の照射によって青白く幻想的に発光します。この現象は「蛍光(フローレッセンス)」と呼ばれています。
フローライトの名前の由来は、ラテン語で“流れる・融ける”の意味を持つfluere(フルエ)からきています。これは鉄やアルミニウム等の金属を溶鉱炉で溶かす際に融剤として使用されていたことからきています。
現代でもフローライトは物質の融剤として工業鉱物で活用されています。
イギリス・ダービーシャーのブルージョン洞窟のみで採れる、青ベースの石に黄色・紫色白色の美しい縞状のフローライトは「ブルージョン」と呼ばれ、18世紀~19世紀に壺や装飾品などで人気を博し、今では希少な石となっています。


知性の石
フローライトは非常にカラーバリエーションが豊富な石で、各色によって効果が変わります。その中でブルーフローライトは集中力や記憶力が向上する効果があるとされ、色彩心理学の観点から見ても、ブルーは気持ちを落ち着かせて冷静な判断を促す色となっています。
ビジネスや友人同士の人間関係の改善や、より良いコミュニケーションを築く効果が期待できるでしょう。
ただ注意すべき点は硬度4と低く、落とすと簡単に割れてしまうので注意が必要です。
また水にも弱く、水中に長時間放置することなどはお控えください。
ブルーフローライトの石言葉
- 平和
- 直感
- 真実
こんな人におすすめ!
- ストレスを緩和させたい
- 決断する場面で正しい選択をしたい
- ビジネスや対人面で本質を見抜きたい
- 自己理解を深めたい
- アイデア・インスピレーションを高めたい
相性の良い石
フローライト✕ラリマー…深い癒し・ヒーリング効果
フローライト✕ターコイズ…目標達成・夢の現実化
フローライト✕アメジスト…精神の安定・直感力を高める
ブルーフローライトの浄化方法
水によって溶ける性質と、長い間、日光に当てると退色するおそれがあります。
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 水晶 | 音 |
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✕ | ✕ | ◎ | ◎ | ✕ | ◎ | ◎ |
浴水 | ✕ |
太陽光 | ✕ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ✕ |
水晶 | ◎ |
音 | ◎ |