
今回「廃棄宝石」を使ったアクセサリーの制作に挑戦中です。出来ればエシカルアクセサリーと呼べるようなものに出来ればいいなと思っています。
私達が扱っているルースはエシカルストーンとは言い切れませんが、それに近い存在です。
エシカルストーンは環境負荷を最小限に抑え、倫理的に調達・加工された宝石を指しますが、廃棄宝石はその一形態にできるようにしていきたいと思います。。
ジュエリーは完璧さを追求するため、日の目を見ない石も存在します。しかし、differenceeはこれらの石の「個性」を活かしたアクセサリーができたら、と考えています。
廃棄宝石の背景

宝石はアクセサリーの枠に合わせて石をカットします。この工程で枠の形状やサイズに合わない石、または色味の微妙な違い、内包物(石内部の自然なインクルージョン)の影響で、アクセサリーとして採用されなかったものが生まれます。
これらも「廃棄宝石」と呼び、differenceeではこれまで定期便でお客様にお届けしてきました。
今度はこれらをエシカルストーンとしてアクセサリーとしてお届けすることが今回の挑戦です。
ルースに合わせたアクセサリー制作の挑戦
現在挑戦しているのは「ルースに合わせたアクセサリーの制作」です。
今までお客様から石に会う台座を取り扱ってほしい、活用方法を教えてほしいなどのご意見を頂いておりましたが、それらのご要望を叶えることができていませんでした。
そこで、まずはdifferenceeでアクセサリーを作ってみることにしました。
廃棄宝石の独特な形状や輝きを尊重し、石を主役に据えたデザインを追求します。
歪みやクラック、インクルージョンを「個性」とし、それらがエシカルストーンならではの「不完全美」として魅力の再発見になればと思います。
人と同様に宝石にも多様な魅力を発見し、感じ、心を豊かにするアクセサリーを目指しています。








工房との協力と今後の展望
この制作では、信頼する工房様にご協力を仰いでいます。ルースの形状に合わせるため、通常より手間がかかってしまいますが、石を主役にしたアクセサリーは、より「個性」を楽しめるものだと考えています。
デザインは現時点で限定的ですが、少しずつバリエーションを増やしていきたいと考えており、シンプルなペンダントからリングまで、徐々にエシカルなアクセサリーのラインナップを拡大し、お客様に届けていく予定です。
まとめ
differenceeの廃棄宝石アクセサリーは、エシカルアクセサリーとして新しい価値観を提案する予定です。
お客様ひとりひとりに新しい発見や気付き、喜びをお届けしていきます。