うお座の星座石

【守護惑星】海王星
【守護神】海神ポセイドン

うお座ストーリー
うお座は大小の二匹の魚の形をした星座ですが、そのモデルは美の女神アフロディーテと愛を司る神エロスと言われています。
この二人の神は親子関係であり、ギリシャ神話ではアフロディーテとエロスの名ですが、ローマ神話ではヴィーナスとクピド(キューピッド)と呼ばれる神になります。
うお座のエピソードは、やぎ座と同じく、ナイル川のほとりで宴を開く神々のシーンが描かれています。
宴ではやぎ座のパーンが奏でる笛や太陽神アポロンの琴の音に合わせ、女神たちは踊り、全能の神ゼウスは美酒に舌鼓を打ちます。美の女神アフロディーテとエロスも、その中で宴を楽しんでいました。
終始穏やかな雰囲気の宴でしたが、怪物テュポンの襲来で突如混乱の渦に巻き込まれます。
テュポンはゼウスに恨みを持つ大地神・ガイアが生み出した100の首を持つ怪物です。
目と口から灼熱の炎を吐き出すテュポンを前に成す術もなく、鳥となって空へ逃げたゼウスを筆頭に、その他の神々もこぞって逃げていきました。
アフロディーテとエロスも魚に変身し、ナイル川へ飛び込もうとします。けれどもナイル川に飛び込んでいく他の神々を見て、アフロディーテは愛する我が子とはぐれないように、自分とエロスの尾ひれをリボンでつないでから川へ逃げました。
こうして二人は無事、怪物テュポンから逃げることができ、親子の強いきずなはうお座となって今も夜空に輝いています。

うお座は二匹の魚の形から、陰と陽・静と動など相反する性質を持つといわれ、それを表すのがアメトリンとなります。アメシストとムーンストーンはまさに愛と美を司る神そのものを表現していますね。アイオライトははぐれないようにと気遣う気持ちが石言葉にあらわれているのでしょう。
うお座 こんな人
・慈愛にあふれる優しい性質
・高い感受性
・感情移入しやすい
・流されやすい
・アーティスティックな感性
・スピリチュアルに興味をもつ
・夢見がち
・依存体質
・周りから癒しを求められる