
紀元前5000年もの昔から、人類を魅了してきた「宝石」。
なぜあれほど美しいのでしょう。どのような場所で宝石は生まれるのか、他にどんな石があるのか、もっと詳しく知りたくなりませんか?
今回はそんな石の秘密を教えてくれる、全国の「宝石・鉱物があるミュージアム」をご紹介します!
生野鉱物館

663ハイランド, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons
生野鉱物館は、兵庫県のほぼ中央の位置にある生野銀山の施設になります。
生野鉱山は室町時代(807年)に銀が発見されて以来、昭和48年(1973年)に閉山するまで長きにわたり日本の産業を支えてきた銀鉱山です。
採掘が行われていた年数は430年、銀産量の総計は1,723トンにも及び、その間に掘り進んだ坑道の総延長は未公開坑道まで含めると350km以上、地下880mの深部にまで達しており、採掘した鉱石の種類は銀のほか黄銅鉱・閃亜鉛鉱など70種にも及んでいます。
坑道の長さは東海道新幹線で例えると、およそ新大阪駅―静岡駅の距離になるというから驚きですね。
見どころ
生野銀山文化ミュージアム
代官所門の手前にある「生野銀山文化ミュージアム」。
こちら1階は銀細工体験コーナー(予約制)、2階が展示室となっています。
2階展示室では江戸時代~明治以降の生野鉱山の歴史を紹介しています。
鉱山文化や生野集落のパネル展示や近代の鉱山での使用器具の展示などがありますが、見どころは生野鉱山で長く活躍された藤原寅勝氏が収集された鉱石609点と小野治郎八氏の収集された155点の貴重な鉱物標本。
また「生野鉱」「桜井鉱」を始め70種以上にも及ぶ生野鉱山で産出された鉱石の一覧表や一部標本も展示しております。
鉱山資料館
室町時代に開坑し、かつての戦国英傑と名を轟かせた信長・秀吉・徳川幕府の直轄地を経て明治元年には政府直轄となり、その後は皇室財産にまでなった大鉱山・生野銀山。その栄光の歴史を、鉱山資料館では分かりやすく紹介しています。
特に江戸時代の絵巻物の資料や工夫達の掘り進めた様子を再現したアリの巣のような坑内模型などは、当時の現場の様子が伝わってきます。
坑道内・坑道外

663ハイランド, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons
ミュージアムと資料館を見学した後は、坑道内・坑道外を散策してみましょう。
旧坑道では、ノミ跡も生々しい掘り跡を紹介し、江戸時代の坑内作業を電動人形で再現しています。
坑道内では少し不気味に見えるマネキンですが『超スーパー地下アイドルGINNZAN BOYZ』として面白おかしく紹介されています。全人名前があるので、あなたの推しを探してみてください!


