
宝石好きなら大粒のダイヤモンドに憧れますが、値段が高くて躊躇しますよね。
けれどもラボグロウンダイヤモンドによって、その常識が変わるかもしれません。

以前は「人工ダイヤモンド=偽物」のイメージでしたが、
ラボグロウンダイヤモンドは化学組成・結晶構造・硬度などが
天然ダイヤモンドと完全に同一に作られており、
GIA(米国宝石学会)やIGI(国際宝石学会)による鑑定書も発行されます。




天然ダイヤモンドは、およそ30億年前に地球の内部のマントルで作られたものだといいます。
地球変動によってマグマの通り道(キンバ―ライト)を通り、短時間で一気に地表近くまで上がってきた天然ダイヤモンドを、人類は4km地表を掘り下げることでやっと得ることができます。

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ラボグロウンダイヤモンドは、1週間~1か月以内という短期間で生成します。
高圧高温度法(HPHT)と化学気相蒸着法 (CVD)という2つの製造方法が主になります。


天然ダイヤモンドは限られた地域で採掘でき、その中で宝石として加工できる原石は2割程度と、ほんの少し。
採掘にかかる費用や人件費などが多ければ多いほど、天然ダイヤモンドの価値は高くなってしまいます。
また紛争地帯で裏取引されるダイヤモンドは、コンフリクトダイヤモンド(紛争ダイヤモンド)と呼ばれ、国際的に問題視されている状況です。



ラボ(研究室)で生成されるので採掘が不要です。
手に入れやすい価格提供ができるのです。
採掘に伴う自然環境や労働者への負荷や、紛争ダイヤの懸念を解消するものとして注目されています。



TypeII a型
窒素原子が集合体。
合成ダイヤモンドのない唯一のタイプ
TypeII b型
窒素原子が単独で存在。
窒素が比較的高め濃い黄色に発色。
ダイヤモンドは炭素単体で出来ています。その原子中に含まれる不純物によりタイプの分類があります。


TypeII a型
窒素やホウ素など不純物を含まない
カラーレスダイヤ。約1~2%と稀。
TypeII b型
ホウ素を含みファンシーブルーの発色。
約0.1%と非常に稀。


