
紀元前5000年もの昔から、人類を魅了してきた「宝石」。
なぜあれほど美しいのでしょう。どのような場所で宝石は生まれるのか、他にどんな石があるのか、もっと詳しく知りたくなりませんか?
今回はそんな石の秘密を教えてくれる、全国の「宝石・鉱物があるミュージアム」をご紹介します!
茨城県地質標本館

地質標本館は、国の産総研地質調査総合センターの公開施設で、国内最大級の地球科学専門博物館となっています。センターでは140年以上にわたり日本全国の地質や地球の歴史を研究し、地質図を作り続けています。
いつ来るか分からない自然災害ですが、当館では地質を調べることで発生を予測し被害を最小限にとどめるための研究が日々行われる中、「地球の歴史」をテーマとした第一展示室では、中央に日本地図3Dプロジェクションマッピングがあり、日本列島の成り立ちやプレートによる火山噴火、地震の発生場所などを表示とともに館長が分かりやすく解説してくださいます。来館の際には頭上にも注目してみてくださいね。
地質標本館は日本と世界の地質のほか、地震・火山・資源などを表した模型や、世界中から集めた標本が多く展示され、第四展示室ではおよそ2000点あまりの岩石・鉱物・化石の展示があり、鉱物ファンにはたまらない空間。
マニアックではありますが、キッズコーナーや触れる岩石展示などもあり、老若男女問わず楽しめる内容です。メタリックを基調とした第1・2・3展示室で人類が登場する遥か昔の地層を見学していると、時空を越えて過去の記憶を見ているような気分になります。
ちなみに車で来館される場合には 守衛所受付にて入構手続きが必要です。当日限り有効の「通行証」と駐車場案内図を受け取ってください。(徒歩や自転車の場合は入構手続きは必要ありません)