おうし座の星座石

【守護惑星】 金星
【守護神】 美と愛の女神 アプロディーテー

おうし座ストーリー
牡牛座はギリシャ神話で2つの説があります。
①おうし座の牛は全能の王ゼウスの化身
エウロぺという美しい姫に恋心を抱いたゼウス。ある日、白い牡牛に化けてエウロペに近づきます。
白牛になったゼウスは、エウロペを背中に乗せると一気に走り出しました。突然の出来事に驚き、必死で白牛につかまるエウロペ。
ようやく足を止めたゼウスは、白牛から神の姿に戻り、故郷へ帰りたいと泣くエウロペを口説き落としたそうです。
エウロペを下した大陸は、彼女の名前から『ヨーロッパ』と呼ばれるようになりました。

②おうし座の牛は美しい妖精の娘イオの化身
美しい妖精の娘イオに恋心を抱いたゼウスは、黒雲で逃げ場をなくし、イオを自分のものにします。
そんなゼウスの浮気に気付いたのは、妻のヘラ。
ゼウスのもとへ飛んでくるヘラに気付き、慌てたゼウスはイオを白い牡牛に変えてしまいます。
ゼウスは「ただの白牛と居ただけ」と言いますが、疑惑の残るヘラは白牛を連れ帰り、怪物アルゴスに白牛を見張らせることにしました。
慌てたゼウスは伝令の神ヘルメスにイオを助けるように命令し、怪物を退治し白牛を解放します。けれどもヘラは白牛のもとへアブを送り、執拗に追いかけまわします。
さすがのゼウスもイオを哀れに思い、人の姿に戻してあげたのでした。

どちらもゼウスのはた迷惑な恋の話ですが、この神話ではおうし座のマイペースなところや根気強さ、そしてちょっぴり頑固な性質などがゼウスのキャラクターで表されています。
星座石のチョイスはゼウスが主体となるようで、エメラルド・翡翠・ローズクォーツなど、恋愛成就や繁栄といった石言葉に持つ石が選ばれています。
また古代ではエメラルドなどのグリーンカラーは高貴な身分を意味するので、やはりゼウスが主人公なのでしょう。
おひつじ座 こんな人
・マイペース
・一度決めたことは貫き通す
・安定感重視
・我慢強く地道に努力
・冒険はしない
・美意識高め
・グルメ
・頑固な一面
・貯蓄が得意