
みなさん新しい日本紙幣には慣れましたか?
新紙幣には国の花である桜が描かれていましたね。
それぞれの国には、国の代表する国歌、国花などがあり、国石もあるということをみなさんはご存じですか?
国石(こくせき)とは
その国家を代表・象徴する石(宝石)のことを指します。
多くの国が自国で産出した石を象徴としています。
※歴史的背景や王族が所有する宝石など、自国の産出石でない国もあります。
すなわち、国石を知ることで、石の産地が見えてくるということなのです。
そこで、どんな石が国の石に選ばれているのか、ほんの一部をご紹介しますね。
今回の石はこちら!
ターコイズ
ターコイズブルーが美しい、古来より世界各地で崇められていた宝石です。
トルコ石と呼ばれますが、トルコでは産出されません。トルコ経由でヨーロッパに持ち込まれたため、フランス語で「トルコの」という意味の「ピエール・テュルクワーズ」がターコイズの名の由来です。
トルコ石は含有物質に銅が多いと空色に、鉄が多いと緑に発色します。
目の覚める鮮やかな水色は「ターコイズブルー」と呼ばれ、アメリカのジュエリーブランド「ティファニー」のブランドカラーにも選ばれています。
トルコ石は紀元前5000年ごろからと深い歴史がありますが、身を飾る装飾品としてはもちろんですが、玉座や馬具、武器の装飾やゴブレットなど、様々に活用されていました。
ターコイズを国石にしている国
🇮🇷イラン
トルコ石の名前の由来は古代イラン(ペルシャ)よりトルコ経由で遠方の国々に運ばれた為で、今現在でもイラン産のトルコ石は最上質とされています。中でもホラーサーン地方・ネイシャプルで採れたものは「ペルシャン」と呼ばれ、アメリカなどの他国のトルコ石と比較すると硬度も高く、発色もムラのない鮮やかなスカイブルーです。
この地域で採れたトルコ石は、研磨以外の人為的な加工はされていないことも大きな特徴の一つです。