
紀元前5000年もの昔から、人類を魅了してきた「宝石」。
なぜあれほど美しいのでしょう。どのような場所で宝石は生まれるのか、他にどんな石があるのか、もっと詳しく知りたくなりませんか?
今回はそんな石の秘密を教えてくれる、全国の「宝石・鉱物があるミュージアム」をご紹介します!
秋田大学鉱業博物館

JR秋田駅東口より北へおよそ徒歩30分、秋田の市街地が見渡せる高台に秋田大学鉱業博物館はあります。
円柱型の建物のすぐ横には青と黄色の目にもあざやかな石油の汲み上げ用ポンプと、「クリスマスツリー」と呼ばれる真っ赤な石油井戸の圧力調整弁が出迎え。
秋田県には今現在も稼働している数少ない鉱山「揚ノ沢鉱山」がありますが、過去には小坂鉱山、餌釣鉱山、荒川鉱山、尾去沢鉱山、阿仁鉱山と、多くの鉱山が存在していました。
秋田大学鉱業博物館には、それらの鉱山から寄贈された鉱石鉱物の大型標本のほか、秋田鉱山専門学校設立以来のスタッフや学生、OBなどから寄贈されたものなど、国内外の標本約500種2200点以上の貴重な鉱物標本が展示されています。
展示物の一部紹介
1階展示室の最初のコーナーでは、鉱物の定義やそれぞれが持つ性質を、鉱物・宝石の展示と共に分かりやすく解説してくれています。展示物の中にはアメシストのジオード(晶洞)など触れることができる鉱石もあります。
2階は地球奥深くのマントル・ダイアモンドの母岩となるキンバーライトといった岩石のほか、宇宙からの隕石や地球の成り立ちなどが丁寧に解説されています。
3階では1864年(明治時代)に制作された阿仁鉱山での採掘作業の様子を表す絵巻物や、鉱山技術の全容とその変遷を、多数の鉱山設備を模型などで紹介しています。
鉱山の多かった秋田だからこその貴重な展示ですね。
入館料は高校生以下は無料、大人も100円と破格ですが、館内は値段に見合わず貴重な資料、豊富な知識がぎっしりと詰まっています。鉱物ファンであれば一度は訪れてみたい所ですね。