レインボーガーネット

レインボーガーネットの基本情報

名称	レインボーガーネット
鉱物種	灰鉄石榴石
硬度	6.5-7
産地	メキシコ、日本

レインボーガーネットの特徴

ガーネットは鉱物学的には14種類の類質同像のグループの総称です。

結晶は粒状の菱型十二面体や偏菱二十四面体に形成されることが多く、その形状と赤い色から和名は石榴石(ざくろいし)といいます。ガーネットの名の由来もラテン語で石榴を意味する｢グラナトゥス｣からきています。

ガーネットはグループでカラーが分かれ、赤のほかに緑・オレンジ・ピンクなどの発色があります。

レインボーガーネットは緑系のアンドラダイトとオレンジ系のグロッシュラーの混ざりあった石。茶褐色や黒色に光の干渉によって虹色の輝き(イリデッセンス)を見せ、数あるガーネットの中でも、レインボーガーネットは二つの異なるグループの特性がはっきりと現れているものはとても珍しいです。

以前はメキシコの鉱山で産出されていましたが1993年以降、稼働を止めています。

それから後の2004年、メキシコよりも高品質のレインボーガーネットが奈良県吉野郡天川村で見つかりました。

その頃から日本は世界で唯一のレインボーガーネットの産出国となりましたが、現在は自然保護のため採掘禁止となり、原石は入手困難となっています。

聖地で採れる石

レインボーガーネットが発見された奈良県吉野郡天川村。

そこは日本有数のパワースポットであることをご存じですか？

天川村は、村の４分の１が吉野熊野国立公園であり、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。

約1300年前に開かれた修験道発祥の地であり、現在も標高約2000m級の山々が連なっている聖地に、多くの修験者が修行に訪れています。

現在は天川村のレインボーガーネットは採掘禁止となりましたが、お土産として売られているそうですよ。すごいパワーがありそうですね！

レインボーガーネットは5月23日の誕生日石です。

相性の良い石

レインボーガーネット✕ファントムクォーツ…困難を解決に促す

レインボーガーネット✕ターコイズ…疲労した精神を癒す

レインボーガーネット✕シトリン…ビジネス面での人間関係が円滑

レインボーガーネットの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	水晶	音
◎	✕	◎	◎	◎	◎	◎