カラーレス・サファイアの基本情報

名称カラーレスサファイア/ホワイトサファイア
鉱物種コランダム・蒼玉
硬度9
産地スリランカ・ミャンマー・マダガスカル

カラーレス・サファイアの特徴

ダイヤモンドの次に硬い硬度を持つ鉱物「コランダム」は赤色はルビーと呼ばれ、赤以外のものはサファイアと呼ばれています。

19世紀以前では「青い石=サファイア」の認識であったため、サファイアの語源もヘブライ語やサンスクリット語で青を意味する言葉が由来となっていますが、19世紀末に鉱物学者が

青以外の色の鉱物が同一種(コランダム)と気付き、そこから青以外のサファイアの存在が生まれました。

基本的にサファイアだけの呼び名はいまでも青いサファイアを指しており、それ以外のサファイアは「ファンシーサファイア」と呼ばれます。

ファンシーサファイアは青・黄色・緑・紫・ピンク・橙・グレー・褐色など様々なカラーバリエーションがあります。それらの発色はコランダムに含まれる微量成分や格子欠陥によるものです。

カラーレスサファイアは発色に作用する元素が何もない状態のコランダムとなり、ホワイトサファイアとも呼ばれます。

ホワイトサファイアはダイヤモンドに似ており、素人が見ただけでは二つの石を見分けるのは難しいです。

ホワイトサファイアはその透き通った輝きで、遠くを見渡す力や真実を見抜く力がある石と言われています。石言葉は「知性」「聖なる力」で、持ち主の潜在能力を引き出す石として人気があります。

最初に持ったのは神様?

サファイアの歴史は紀元前17世紀の、古代エトルリア人の時代という、遥か昔から人類に深く関わってきました。けれども最初に身に着けたのは神様だったのかもしれません。

ギリシャ神話には最高神であり全知全能の神ゼウスに敵対していたプロメテウスという神がいます。

プロメテウスという神様は人間のために天から火を盗んだ神様なのですが、カウカス山という山からサファイアを採集し、世界で初めて身に付けたと言われています。

ちなみにプロメテウスは最終的にゼウスにカウカソスの絶壁に鎖でつながれ、ワシに内臓をついばまれる苦しみを受けたそうです。

カラーレス・サファイアは4月5日の誕生日石です。

カラーレス・サファイアの石言葉

  • 聖なる力
  • 輝く知性

こんな人におすすめ!

  • 集中力を身につけたい
  • 目標達成したい
  • 勉強を頑張りたい

相性の良い石

サファイア×ルビー…内なる感情を冷静に抑える

サファイア×ラピスラズリ…邪魔者を除け持ち主を成長させる

サファイア×アメジスト…仕事・学業での集中力向上

カラーレス・サファイアの浄化方法

浴水太陽光月光セージ水晶
浴水
太陽光
月光
セージ
水晶

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