ラベンダー翡翠

ラベンダー翡翠の基本情報

名称	ラベンダー翡翠
鉱物種	ジェダイト・硬玉・ひすい輝石
硬度	6.5-7
産地	ミャンマー、 ロシア、アメリカ、日本　ほか

ラベンダー翡翠の特徴

翡翠はひとつの鉱物結晶ではなく、ひすい輝石の微細結晶が密に絡み合ったものです。

ひすい輝石は主成分のナトリウムとアルミニウムに高い圧力と生成に適した温度よってひすい輝石岩になりますが、それには海洋プレートの沈み込みが関係しています。

翡翠の歴史は古く、日本では縄文時代から古墳時代にかけての遺跡に翡翠で作られた大珠や勾玉が多数出土しています。世界各地で神秘の力を持つ石として崇められている翡翠ですが、その歴史は日本が最古とされています。

翡翠は緑色のイメージが強いですが、実は多彩なカラーバリエーションがあります。

ラベンダー翡翠は淡い藤色が特徴で、緑色の翡翠に比べると産出は少ないです。

翡翠はジェイドと呼ばれますが、ジェイドにはジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)に分けられます。

以前はどちらも翡翠とされていましたが、現在、翡翠はジェダイト(硬玉)のみの名称となっています。

そして紛らわしいですが、「ジェイド」はネフライト・クリソプレーズ・アベチュリンクォーツ・フクサイト・サーペンティンなど、緑色で不透明・半透明の石で「翡翠」と呼ばれる全ての総称になっています。

稀な藤色

品のある藤色のラベンダー翡翠は、緑色の翡翠に比べると産出は稀なものになります。他にも稀な色の翡翠としては、落ち着いた青色が特徴のコバルト翡翠があります。

ラベンダー翡翠の発色原因は所説あり、有力な説としては鉄とチタンの組み合わせや、マンガンによるものですが、ラベンダー翡翠の中には鉄やマンガンが検出されないものもあり、いまだ謎に包まれているようです。

ラベンダー翡翠は11月14日の誕生日石です。

相性の良い石

ラベンダー翡翠✕翡翠…ビジネス面・精神の強化

ラベンダー翡翠✕シトリン…金運・仕事運アップ

ラベンダー翡翠✕グリーンアベンチュリン…子育て、仕事による疲労の回復

ラベンダー翡翠の浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	水晶	音
◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎