ホワイト・カルセドニー

ホワイト・カルセドニーの基本情報

名称	ホワイト・カルセドニー
鉱物種	カルセドニー・白玉髄(しろぎょくずい)
硬度	7
産地	オーストラリア・南アフリカ　ほか

ホワイト・カルセドニーの特徴

カルセドニーとは、簡単に言いますと細かい石英の集合体です。

ケイ素と酸素を含んだ溶液が岩の裂け目や空洞部分などに集まり、様々な物質を含んだ状態で熱と圧力がかかり、結晶化されたものがカルセドニーとなります。

カラーバリエーションは非常に多く、酸化鉄や翠酸化鉄を含むものは赤やオレンジの発色のカーネリアン、微細なニッケル鉱物によりアップルグリーンに発色したものはクリソプレーズと、色や模様によって個別の名前で呼ばれます。

そのほかにもホワイトをはじめ、ピンク、ブルー、シーブルーなどのカラーバリエーションを持ち、これらは個別の名前は特になく、色の後にカルセドニーを付けて呼ばれます。

カルセドニーの名の由来は古代ギリシャにあった港｢カルセドン｣からと言われています。

彫刻材料として愛されたカルセドニー

カルセドニーはエルサレム城壁で12使徒を表す石の1つとして、聖アンデレの石とされていました。紀元前1800年ごろのギリシャのクレタ文明に建てられたクノッソス宮殿の遺跡からは、カルセドニーで作られた蝋印(インタリオ)が発見されています。

カルセドニーは発色が美しく、加工がしやすい点からカメオや印章に使用されてきました。

カーネリアンとホワイトカルセドニーが縞状に重なる「サードニクス」は赤の背景に白の女神像が彫刻され、指輪やブローチだけでなく様々なアクセサリー材料として人気があったようです。日本でも、かんざしや帯どめ、根付などの材料として活用されていました。

ホワイトカルセドニーは5月28日の誕生日石です。

相性の良い石

ホワイトカルセドニー✕アラゴナイト…良好な対人関係を築く

ホワイトカルセドニー✕ローズクォーツ…恋愛運アップ

ホワイトカルセドニー✕アマゾナイト…環境改善・トラウマの緩和

ホワイトカルセドニー✕ラピスラズリ…災厄避け・人との絆を深める

ホワイト・カルセドニーの浄化方法

浴水	太陽光	月光	セージ	塩	水晶	音
✕	〇	◎	△	✕	◎	◎