ゼオライトの基本情報

名称ゼオライト
鉱物種ゼオライト族(沸石族)
硬度3ー5.5
産地イギリス・インド・ブラジル・日本 ほか

ゼオライトの特徴

ゼオライトは沸石族と呼ばれる数種類のテクトケイ(珪)酸塩鉱物の相称になり、火山岩にできた空間に熱水が通った事で、岩石中にできる鉱物です。

アイスランドの火山で発見され、加熱すると水蒸気を放出する様子が、沸騰しているように見える事にちなみ、ギリシャ語で沸騰を意味する「ゼオライト」と命名されました。

私たちの住む日本も、火山活動が活発な地域なため、沸石族は多く見られます。

色は無色・白色・ベージュ・淡ピンクなどで、生成条件などもクォーツ(水晶)と似ていますが、熱水の温度・圧力や化学組成の違いで沸石族になるのですから、鉱物は不思議ですね。

ゼオライトは結晶構造がスポンジ状の空洞があり、その空洞にナトリウムやカルシウム、水分子を吸着、再放出するなどの特性があります。

この特性は吸収剤・触媒・脱臭剤・水質浄化・土壌改良剤として工業用に広く利用され、近年では浄化・癒し効果のあるパワーストーンとしても注目されています。

色々な形が魅力のゼオライト

結晶の形がとても豊富で、鉱物コレクターに人気のゼオライト。

どんな結晶があるのかご紹介します!

スコレス沸石…針のように細長く成長した針状結晶体

彷彿石…偏菱二十四面体

ソーダ沸石…針状・繊維状結晶が放射状に集合(個々の結晶は四角柱)

束沸石…稲を束ねたような束状結晶

菱沸石…菱面体結晶の集合体

モルデン沸石…毛状・針状結晶が放射半球状に集合

湯河原沸石…薄い板状結晶(1930年に日本で発見された新鉱物)

ゼオライト族は硬度が低いので、取扱いには十分気を付けてくださいね!

ゼオライトの石言葉

  • 浄化
  • 癒し
  • 再生する力

こんな人におすすめ!

  • ネガティブな思考になりやすい
  • 心身ともに疲れている
  • 深い挫折・悲しみから立ち上がりたい
  • 寝つきが悪い

相性の良い石

ゼオライト✕アポフィライト…精神・肉体の浄化

ゼオライト✕クリスタルクォーツ…空間の浄化

ゼオライトの浄化方法

浴水太陽光月光セージ
浴水
太陽光
月光
セージ

ぜひ、◎◎◎をご覧ください

ベリルを見る