イエロージャスパーの基本情報
名称 | ジャスパー・碧玉(へきぎょく) |
鉱物種 | クォーツ |
硬度 | 7 |
産地 | インド・アメリカ・ベネズエラ ほか |
イエロージャスパーの特徴
ジャスパーはカルセドニー・アゲートとともに石英系のグループですが、半透明のカルセドニー・アゲートに対し、ジャスパーは不透明で不純物を20%以上含んだものを指します。
ジャスパーの中でも黄色に発色したものを、「イエロージャスパー」と呼びます。発色原因としてはクレイ粘土や硫黄成分などの不純物によるものです。
ジャスパーの特徴は複数の不純物や鉱物が入り混じっている事なので、イエロージャスパーの黄色も、含まれる不純物によって黄土色のような濃い黄色から、飴玉のようなミルキーイエローのものまであり、模様の出方も同じものはありせん。
黄色の中に黒色の不純物が混ざることで、蜂のような色合いになっているイエロージャスパーもあり、そのようなジャスパーは「バンブルビージャスパー」と呼ばれています。
いずれにせよカルセドニーやアゲートに比べると透明度はありませんが、研磨によって陶器のようなとろんとした美しい艶が出るのが魅力です。
常に人々の身近にあったジャスパー
ジャスパーが聖書に出てくることをご存知ですか?
旧約聖書では、モーセが神から授けられた火の石の1つにジャスパーが出てきており、天使を呼ぶ力がある宝石だとされています。
また、新約聖書のヨハネの黙示録には、ジャスパーがエルサレムの城壁の12の土台の石のひとつに使われたと書かれています。この12の土台石は12使徒にあてはめているのですが、後にこの石が誕生石のルーツとなります。
また、古代バビロニア(現イラク)では、出産のお守りにジャスパーが用いられていた歴史もあります。
自然が創り出したジャスパーに、神々しさと美しさを感じたのでしょうね。
イエロージャスパーは2月28日・3月20日の誕生石です。
イエロージャスパーの石言葉
- ポジティブな活力を授ける
- 前向き
こんな人におすすめ!
- 新しいことに挑戦したい
- 一つのことに集中したい
- 次につながるように行動したい
- 心と体を癒したい
相性の良い石
イエロージャスパー✕ひすい…ビジネス運の向上
イエロージャスパー✕アクアマリン…癒し効果
イエロージャスパー✕オニキス…周囲の邪気を跳ね除ける
イエロージャスパー✕ローズクォーツ…良縁をもたらす
イエロージャスパーの浄化・お手入れ方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | 水晶 | 音 |
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◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
浴水 | ◎ |
太陽光 | ◎ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ◎ |
水晶 | ◎ |
音 | ◎ |