ピンクサファイアの基本情報
名称 | ピンクサファイア |
鉱物種 | コランダム・鋼玉 |
硬度 | 9 |
産地 | ベトナム・アフガニスタン ほか |
ピンクサファイアの特徴
サファイアというとブルーサファイアをイメージする人が多いと思いますが、鉱物種である「コランダム」はさまざまな色味があります。
コランダムは元々は無色透明なのですが、結晶中に含まれる鉄やチタン、マグネシウムなどによって色が変わり、赤色のものは「ルビー」、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。
さらにサファイアの中でもサファイアとファンシーサファイアに分類され、同じ鉱物でも色によって、名前や価値が変化します。
ピンクに近いルビーもあるけれど、ピンクサファイアとルビーの違いって? と思う方もいるでしょう。実はピンクサファイアとルビーの明確な境界線はなく、ピンクが強いか赤が強いか、色味で判断されているようです。
コランダムの中にふくまれる不純物によって、色味は左右されます。
諸説あるようですが、一説にはコランダムにクロムが多く含まれていたら赤の発色が強く表れてルビーになり、ルビーよりも含まれるクロムの量が少なくさらにチタンが含まれてピンクの発色が強ければピンクサファイアに分類、といわれています。
今も昔も人気のサファイア
今でこそ人気のピンクサファイアですが、歴史上に名を残しているのはブルーサファイアが主です。
古代ギリシャやローマでは、サファイアは持つ者の身を守るお守りとされ、中世では天の力が宿るとも言われ、聖職者がこぞって指輪を愛用していたと言われています。
当時はまだピンクサファイアはルビーの一種として考えられていたため、歴史的にみるとその価値が認められてきたのは最近のこと。
ピンクサファイアの特徴は、上品なピンク色。ピンクダイヤモンド・ピンクトルマリンなどとは違って紫がかった深いピンク色は甘すぎず、ネックレスや指輪、レディースの時計などさまざまなジュエリーアイテムとして人気です。
10月12日・12月14日の誕生石となっています。
ピンクサファイアの石言葉
- 豊かな愛情
- 守護
- 優しさ
- 恋愛力
- 正義
こんな人におすすめ!
- 心を開いて人と関わりたい
- 恋愛力を高めたい
- 人見知りを克服したい
- 愛する人を守りたい
- 公正な眼をもっていたい
相性の良い石
ピンクサファイア✕アメシスト…悪縁を断ち良縁を導く
ピンクサファイア✕スギライト…負のエネルギーから自己をしっかりと守護
ピンクサファイア×モルガナイト…理想的な出会い、理想的な結婚へと導く
ピンクサファイアの浄化方法
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | クリスタル | 音 |
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◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
浴水 | ◎ |
太陽光 | ◎ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | ◎ |
クリスタル | ◎ |
音 | ◎ |