アメシスト(アメジスト)の基本情報

名称アメシスト(アメジスト)・紫水晶
鉱物種クォーツ・石英(水晶)
硬度
産地ブラジル・ザンビア・ウルグアイ など

アメシストの特徴

水晶の中でも紫色のものをアメシスト(アメジスト)といいます。
水晶は地球で1位2位の物質量を占める酸素とケイ素からできており、そこにわずかな鉄が含まれて放射能を浴びることで、無色だった水晶は美しい紫色に変化します。

深みのある紫色が人気のアメシスト(アメジスト)ですが、柔らかな印象のラベンダー色や、ピンクがかった紫色のものも近年では好まれています。

アメシスト(アメジスト)は紀元前3,100年のエンジプトで、すでに魔除けや装飾品として扱われていました。宗教的装飾品としても多く使用され、古くからユダヤ教の司祭の胸当てや、キリスト教の指輪「司祭の石」など、様々な地域で信仰の対象となっていました。

ちなみに、「アメジスト」と「アメシスト」二つの呼び名がありますが、日本ジュエリー協会と宝石鑑別団体協議会で定めらた正式名称は「アメシスト」です。

ギリシャ神話のアメシスト(アメジスト)

その日、酒神・バッカス(ディオニュソス)はひどく機嫌が悪く、今から出会う人間を自分の虎に食い殺させようと考えていました。
通ったのはダイアナの神殿に向かう乙女、アメシスト(アメジスト)。
虎はアメシスト(アメジスト)にとびかかりましたが、少女は瞬時に白い石に姿を変えました。
これはバッカスの愚行に気付いた太陽神が、少女が傷付く前に石に変えたのです。
バッカスは己の愚かさを悟り、せめて魂が安らかであるように、と石になった少女にワインを注ぎました。
すると白い石だった少女は、みるみるうちに美しい紫色の石になったのです。
なんとも理不尽な神話です。
皆さんもお酒と虎には気を付けましょうね!

アメシスト(アメジスト)は日本で17周年の結婚記念石とされ、2月の誕生石であり、2月27日・4月26日・9月28日の誕生日石です。

アメシスト(アメジスト)の石言葉

  • 高貴
  • 誠実
  • 心の平和
  • 真実の愛

こんな人におすすめ!

  • 心を癒すやすらぎが欲しい
  • 心配事を解消したい
  • トラウマを克服したい
  • 毎日をポジティブに過ごしたい
  • 魔よけのお守り石が欲しい
  • インスピレーションを高めたい

相性の良い石

アメシスト(アメジスト)✕シトリン…未知の能力(潜在能力)を高める

アメシスト(アメジスト)✕スギライト…高いヒーリング効果をもつ

アメシスト(アメジスト)✕サファイア…冷静な思考を持ち集中力を高める

アメシスト(アメジスト)の浄化・お手入れ方法

長時間の日光は変色の原因になる為、太陽光での浄化はおすすめしません。

浴水太陽光月光セージクリスタル
浴水
太陽光
月光
セージ
クリスタル