アクアマリンの基本情報
名称 | アクアマリン |
鉱物種 | ベリル・緑柱石 |
硬度 | 7.5-8 |
産地 | ブラジル、ナイジェリア、モザンビーク など |
アクアマリンの特徴
アクアマリンはエメラルドと同じベリル(緑柱石)の仲間です。清涼感のある水色が特徴ですが、その色は石に含まれる微量な鉄分によるもの。
非加熱のアクアマリンも存在しますが、市場に流通しているものは400度以上の加熱処理をしているものが多いです。
水色も濃淡によって小川のせせらぎのような水色や、南国の海を思わせる深い水色まで。半透明で柔らかな乳白色のミルキーアクアと呼ばれる石もあり、そちらは主にカボションカットにされますが、ミルキーアクアはキャッツアイ効果がでるものもあります。
海のアクアマリン
その名の由来はラテン語の水(アクア)と海(マリン)から。
澄み切った海を思わせるアクアマリンには、いくつかの海の逸話があります。
たとえば「美しい歌声で次々と海難事故を起こしていた海の精霊セイレーンが、海の神ネプチューンの怒りを買いアクアマリンに変えられた」や「浜辺に打ち上げられたセイレーンの宝物をネプチューンが拾った」、「船乗りの人間に恋をした人魚姫が流した涙がアクアマリンになった」など。
中世ヨーロッパでは、夜会の灯りや月光下での幻想的な輝きが、貴婦人たちに好まれ「夜の宝石の女王」と呼ばれました。
歴史的には古代エジプトの王族やローマ貴族に重宝され、18世紀のフランス王妃マリー・アントワネットや、ロシアの女帝エカテリーナ2世などもアクアマリンをこよなく愛した女性として有名です。時代に翻弄されつつも強かに生きた彼女たちにとって、アクアマリンは癒しの石だったのかもしれませんね。
アクアマリンは3月の誕生石です。
アクアマリンの石言葉
- 自由
- 幸福をもたらす
- 健康
- 幸福
こんな人におすすめ!
- 心から理解し合いたい
- 心が広い人になりたい
- 幸せな結婚生活を送りたい
- いつも平穏で優しい心でいたい
- 偏見の目を無くし、理解したい
相性の良い石
アクアマリン✕ラピスラズリ…インスピレーション、深い洞察力を高める
アクアマリン✕グリーンフローライト…学習能力の向上、正しい判断へと導く
アクアマリン✕ブルーレースアゲート…良好な人間関係を築く
アクアマリン✕ラベンダーアメジスト…人間関係のトラブル解消
アクアマリンの浄化・お手入れ方法
長時間日光に当たると色褪せることもあるので注意が必要です。
浴水 | 太陽光 | 月光 | セージ | 塩 | クリスタル | 音 |
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◎ | ✕ | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
浴水 | ◎ |
太陽光 | ✕ |
月光 | ◎ |
セージ | ◎ |
塩 | 〇 |
クリスタル | ◎ |
音 | ◎ |