エメラルドの基本情報

名称エメラルド
鉱物種ベリル・緑柱石(りょくちゅうせき)
硬度7.5
産地コロンビア、ザンビア、ブラジル、ジンバブエ、ペルー

エメラルドの特徴

世界4大宝石のひとつであるエメラルドは、絶世の美女と謳われたエジプトの女王「クレオパトラ」をも魅了した石として有名です。

クレオパトラのエメラルドへの執着は強く、エメラルド鉱山を所有していたほどでした。

クレオパトラのエメラルド鉱山は1818年、紅海より約25km内陸のジェーベル・シカイ山とジェーベル・ズバラ山の山腹にて発見されましたが、すでにクレオパトラのために掘りつくされていたそうです。

エメラルドは、鉱物種としてはベリルに属します。
ベリルは色合いによって宝石名が変わります。緑はエメラルドですが、青ならアクアマリン。ピンクはモルガナイト、赤になるとレッドベリルになります。

ベリルの緑はエメラルドと言いましたが、実はすべてエメラルドと呼んでいい訳ではないのです。クロムとバナジウムの微量成分によって発色した緑は「エメラルド」。鉄とクロムの微量成分で緑に発色した場合は「グリーンベリル」となります。同じ緑で細かく分類されているのは、それだけ「エメラルド」が特別に扱われて証拠ですね。

エメラルドの名前の語源は諸説あります。
ラテン語の「スマラグドス」、サンスクリット語の「スマラカタ」、ギリシャ語の「スマラグズ」。全てグリーンの宝石を指す呼び名ですが、これらが「スマラルダス」と変化し、古代フランス語「エスメラルド」となりました。
そして長い時を経て、英語の「エメラルド」になったと言われています。
エメラルドは、地中奥深くで結晶生成時にキズのような内包物(インクルージョン)を生じるものが多くあります。インクルージョンは二つとして同じものはなく、これは唯一無二の個性であり、天然の証ともなっています。

エメラルドの石言葉

  • 幸運
  • 人間関係の改善
  • 幸せな結婚
  • 魔除け

こんな人におすすめ!

  • 家族の絆を強めたい
  • ストレスを解消したい
  • 良好な人間関係を築きたい
  • 痴漢やストーカーの防止

エメラルドの楽しみ方

エメラルドは着物の帯どめなどにも使用され、日本人の肌や髪にとても合うと評価されてきました。
ヒーリング効果でいうと目の疲れに効くと言われているので、メガネ愛用者ならばメガネのつるにつけるメガネチャームなどいかがでしょうか。
メガネを使用しない方は、イヤリングにするといいですね。

相性の良い石

目標達成恋愛運上昇……ルビー

人との絆を深める……ムーンストーン

邪気祓い・心身調和……オニキス

エメラルドの浄化・お手入れ方法

浴水太陽光月光セージクリスタル
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浴水×
太陽光×
月光
セージ
クリスタル