インクルージョンとは？

宝石って調べていくと専門用語が多いな！！って感じます。
用語を知っていた方が、もっと違いを楽しむことができると思うのです！

宝石の用語を知ろうシリーズでは廃棄宝石を見る際に使える用語をまとめていきます！
ぜひ、宝石を眺める際の楽しむきっかけになればと思います！

インクルージョンとは、宝石に含まれるさまざまな内包物のことです。
宝石となる鉱物は長い時間をかけてゆっくりと作られますが、その過程で結晶のなかに別の鉱物や液体、気体、ひび割れやくもりなどの不純物が混じります。それがインクルージョンです。

宝石の中ではインクルージョンを嫌うものがあります。美しい色や透明度で価値が決まる宝石では、インクルージョンは悪影響です。ただ、インクルージョンによって美しさや個性が際立つ宝石もたくさんあります。

ディファレンシーは、インクルージョンを個性と認めて肯定的に捉えています。

写真アップした「スーパーセブンクォーツ」は特にインクルージョンによって美しさがアップした宝石だと思います。他にもピンクエピドートなどもインクルージョンによって個性と美しさが増した宝石だと思います。

廃棄宝石を手に取ったら肉眼でもいいのでじっくりと宝石の中をみてください。よく見ると中に内包物が混じっているかもしれません。

インクルージョンも個性と捉え、宝石を楽しんでみてください！